毎日新聞 平成23年1月27日付 |
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景観保全活動について
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日本における景観保全活動のはじまりわが国でも近年、自然保護、歴史的風土保全などを目的とする運動がはじめられて着実な展開をしめしている。 |
「一休寺裏山を開発から守る」目的の景観保全活動について、事業概要は下記のとおりです。
記
地域 | 京都府京田辺市薪里ノ内、薪堀切谷、薪山垣外 地内 | ||
区域 | 一休寺境内に係る雨水流域 8.5ヘクタールの内 約4.4ヘクタール (一休寺所有地 約4.2ヘクタールを除く) (開発許可済地 約0.68ヘクタールを含む) (都市計画提案区域 6.0ヘクタールに係る一休寺以外の約1.8ヘクタールを含む) |
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対象土地権利者数 | 9名 (共有者含む) | ||
対象土地 | 全14筆 {約4万u (公簿面積)} | ||
募金目標額 | 10億円 | ||
基金 | 一休酬恩会から景観保全活動団体立ち上げの基金として100万円を拠出。 以後、活動基金は特別会計とする。 |
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顧問 | 弁護士 釜田佳孝 弁護士 佐藤邦友 不動産鑑定士 木村 博 同志社大学教授 光田重幸 (敬称略) |
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ナショナル・トラスト委員会 | |||
委員長:牧草弘師 副委員長:小山光博
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景観保全活動の経過
平成19年: | 景観保全を目的とした署名活動を展開、5月31日、京田辺市長及び京田 辺市議会議長に14,559名の署名簿を提出。 |
平成20年: | 京田辺市議会に「一休寺周辺の景観保存についての請願」を行い、6月 27日、全議員の賛同を得て採択される。 |
平成21年: | 都市計画法の提案制度を活用して、12月14日、対象山林6.0を市街化 調整区域へ逆線引きを京都府に申請。 |
平成22年: | 一休寺側流域について、流末河川未整備の状態ですでに開発許可済み であることが判明。 なし崩し的開発が進むことを防ぐため、3月26日、京都府開発審査 会に開発許可取り消しを求める審査請求を行う。 |
平成22年: | 上記請求について、10月25日、京都府開発審査会より却下、及び棄却の裁決が出された。 |
平成22年:
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一休寺裏山保全に係る景観保全活動の取り組み開始 ホームページの立ち上げ URL http://www.national-trust-ikkyu.org/ メールアドレス syuonkai@ikyuji.com |
平成23年: |
2月2日 景観保全活動団体「一休寺裏山を開発から守る会」発会式 |
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